COLUMN コラム

社内報取材のコツ 目指せ! 聞き上手

2022.06.01 2023.08.18更新 社内報制作の基礎

社内報制作時の取材のコツは、相手の気持ちを尊重して話を聞くこと。インタビュアーが聞きたいことばかり優先してしまうと、取材対象者も話しにくくなってしまいます。相手の言葉だけでなく、表情や身振りにも気を配り、信頼を得ながら取材を進めましょう。

取材中は、言葉以外の状況にも常に目配りを

言葉以外にも、相手の気持ちは表れます。原稿を書くとき、基本的には相手の言葉がベースになりますが、言葉以外から得られた情報も大きなヒントになります。相手が強く伝えたい部分はどこか、言葉以外の情報も丁寧に拾っておきましょう。取材も結局は「会話」。相手に興味を持ち、敬意を払って接すれば、相手も心を開いてくれるでしょう。

相手の言葉と気持ちに耳を澄ます

深みのある取材記事をつくるには、相手の本音を引き出すことが不可欠。インタビュアーが聞きたいことばかり優先して相手の気持ちを置き去りにすると、話し手は心を閉じてしまいます。
取材も基本は会話。記事に必要な言葉に耳を傾けるのはもちろん大切ですが、まずは相手の気持ちを尊重したコミュニケーションを心掛けましょう。
相手の話を楽しそうに聞く態度はもちろん、「このインタビュアーは、私の話をしっかり聞いてくれている」と感じてもらうことが重要です。例えば、相手が言葉をうまく選べずに沈黙している場合。聞き手は、ついついせかしたくなりますが、こんなときこそ、相手のペースを尊重することで、その人らしい言葉が引き出せるチャンスに変わります。

また、相手の表情や身ぶり・手ぶりからもヒントが得られます。相手の顔色がパッと明るくなったりジェスチャーが大きくなる瞬間は、相手が強く伝えたい話である場合が少なくありません。単に言葉だけを引き出そうとせず、言葉以外の情報も含めた相手の「気持ち」に耳を澄ますことが「聞き上手」への近道です。

取材前のあいさつは元気よく

まずは第一声を明るくポジティブに。話しやすい雰囲気を心掛けましょう。
初対面の相手ほど、自分から積極的に親近感を示すのがGOOD。

相手の目を見よう

取材中、聞き手がどれだけ熱心に話を聞いているかは相手の目を見れば分かります。
真剣に聞いていることを、目力に込めて相手に伝えてみましょう。

知ったかぶりはNG

もし誤って解釈をした場合、そのテーマについてより深い話を引き出すのは困難です。「少し分かりやすく教えてください」など、丁寧な確認が大切です。

取材中に、言い換えで都度確認を

相手の真意を確かめるのに便利なフレーズが、「つまり○○ということですか?」。相手の言葉を言い換え、要点をまとめながら会話を進めましょう。

相づちを打とう

視線や表情を上手に使いながら、相づちによって「聞いていますよ」との姿勢を伝えましょう。相手の話にリズムを付けるメリットもあります。

聞く:話すは4:1ぐらい

取材は、あくまでも相手の話を「引き出す」のが目的。聞き手は少し抑え気味に会話するぐらいがちょうどよいバランスです。

話は最後まで聞こう

相手の言いたいことが途中で分かっても、相手の言葉で確認できるまで待ちましょう。相手が沈黙している場合も同様。相手のペースを尊重しましょう。

まず受け入れる

思いがけない返答が来たときには、否定しないように。「なぜ、そう考えているのか」、相手の思考の流れを想像してみましょう。面白い発見があるかも。

事前の取材準備もしっかりしよう

社内報の取材では、社員の方に取材をすることがほとんど。場合によっては、相手があまり話馴れていなかったり、緊張していたりすることもあります。そのような中でも、相手に気持ちよく話してもらうには、インタビュアー側は前もって準備をし、余裕をもって取材に臨むことが大切です。
取材の事前準備のポイントは社内報の取材時は、相手への感謝を忘れずにでポイントをまとめて紹介しているので、こちらも是非チェックしてみてください。

取材をするときは、相手にいかに気持ちよく話してもらうかがポイントです。
これらのことを意識して、より良い社内報づくりを目指しましょう。

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