2023.03.10 ワークショップ
毎回参加者から好評いただいていた撮影ワークショップ。今回は、ご要望も多かった、スマホを使った撮影のコツをウェビナー形式でお伝えしました。約2時間にわたって開催した当日の様子をレポートします。
開催概要
広報ツール制作において、一眼レフを持っていない担当者さまや、現場の方がスマホを使って撮影をしなくてはならないという場面は多いと思います。この講座では、スマホカメラの特性を踏まえながら、構図のコツや光の活かし方などをお伝えし、今すぐ使える写真撮影の知識とスキルを身に付けていただきます。日々さまざまな広報ツールの制作をサポートしている講師の小坂仁都美カメラマンと太平社のスタッフが、お客さまから頂くお悩みや事例をもとに考えたオリジナルのプログラムです。
当日は、メーカーやサービス業など幅広い業界からご参加くださいました。参加人数を限定し、一人ひとりの疑問やつまずきに丁寧に対応するのが太平社ワークショップの特徴です。講師との距離が近く、不明点があれば都度気軽にご質問いただけるのも、当社のワークショップの満足度が高い理由の一つです。
プログラム
■パート1
スマホカメラの基本
制作で使える!スマホ写真のための5ステップ
■パート2
皆さんは、一眼レフカメラとスマホカメラの違いをご存じですか? その特性を知り、メリットとデメリットを理解して撮影することで、スマホでも失敗しない写真が撮れるようになります。スマホカメラは手軽に写真が撮れるのが良いところですが、細かい撮影の設定などができないため、シチュエーションによっては、被写体に当たる光を考えたり、レンズのゆがみに注意したりする必要があるのです。
ライトや小物を使って、講師が実際にスマホで撮影する様子をお見せしながら撮り方を説明。参加者の皆さまにもご自分のお手元でスマホを操作していただきながら、写りの違いや設定の方法などを学んでいただきました。
制作に使用する写真を撮る際には、写真をどのようなデザインに使用し、何を伝えたいかを明確にしておくこともクオリティを上げる重要なポイントです。写真の主題が何かをしっかり伝えるためには、構図を考えることが欠かせません。今回の講座では、被写体をどこに置けば構図がしっかり決まるかというコツもお伝えしています。
パート2では、インタビュー記事などに欠かせないポートレート撮影や、集合写真撮影、食べ物の撮影の方法などをお伝えしました。講師がモデルをスマホで撮影する様子をお見せし、被写体への声掛けや、光の調整の仕方、ライティングやレフ板の使い方などもご紹介しています。画面越しの参加者の皆さまも、深くうなずいたりメモを取ったり、撮影に役立つポイントを吸収しようと意欲的な姿が印象的でした。最後に、経験豊富なプロカメラマンならではのアドバイスを交えながら、参加者の皆さんの個別の課題や事前に頂いていたご質問にもお答えしました。
参加者からはこんなお声を頂いています。
受講後、写真が明らかに上達するのを感じていただけるはずです。過去の講座では、当社へ入稿される写真素材が、見違えるように良くなったお客さまもいらっしゃいました!
どんな職種・業界の方にとっても役立てていただける本講座は、今後も定期的に開催していく予定です。お悩みに合わせて、カスタマイズしたオリジナルのワークショップをご提供することも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
過去に開催されたワークショップのレポートはこちらからご覧いただけます。
撮影のコツをお伝えする写真撮影Tipsの連載も始まっていますので、ぜひこちらからご覧ください。
写真撮影ワークショップについてのレポートや、講師の思いを取材したインタビュー記事は各号で掲載中です。ご興味のある方は下記よりお申し込みください。