COLUMN コラム

【動画】伝わりにくい内容も動画でしっかり訴求!

2022.09.02制作事例

【動画】伝わりにくい内容も動画でしっかり訴求!

コーポレートサイトや採用サイトなどのWEB媒体、会社案内や社内報、株主向け冊子などの紙媒体をはじめ広報ツールと一言に言っても、さまざまなツール制作を日々行っています。中でも特に最近、盛り上がりを見せているのが動画の活用。太平社が発行する広報担当者向け情報誌『SHARE』でも、動画活用をテーマにしたインタビュー記事をいくつもご紹介してきました。

カメラマンが本音で語った「いい撮影に必要なこと」。ドローン撮影の段取りや裏話。動画活用のトレンドや配信プラットフォームの話。見たくなる動画を企画するコツなど、動画のプロたちが語っています。ぜひご覧ください。

社内向け動画や採用動画をはじめ、企業イメージを訴求するブランディング視点の動画や、提供する商品やサービス、その技術力を伝える一般ユーザー向けの動画についても、太平社に数多くご相談が寄せられます。そこで今回は、太平社と長くお付き合いのある金融業界の全国信用金庫協会様よりご依頼いただいた、火災保険紹介動画の制作事例をご紹介します。

ターゲット層や動画制作の目的をすり合わせ

近年の大規模な自然災害などの影響により、2022年10月から火災保険が改定となります。火災保険料の値上がりや加入期間短縮など、その内容はご契約者の負担が大きくなるもの。そうした背景もあり、全国信用金庫協会様から「火災保険による備えの大切さを、改めてお客様に訴求したい」とご相談いただきました。

メインターゲットは、住宅購入にあわせて火災保険新規加入を検討している信用金庫のお客様。web上に掲載し、信用金庫の店舗や訪問先で気軽に視聴いただくことを前提にした動画となります(このほか店舗内のデジタルサイネージでの上映等も想定)。

こうして動画のイメージを絵コンテに落とし込んでいく

全国信用金庫協会様のお話を伺ったうえで、制作チームに参画するビデオグラファー/映像ディレクターを中心に、まずは動画の方向性を練ります。視聴シーンを踏まえ、映像の時間(尺)はどのくらいが適当か、実写かアニメーションか、物語風か、解説やインタビュー風か……。さまざまな案を検討した結果、今回は夫婦が火災保険について相談する中で、大事なポイントをクイズで確認していく実写による構成をご提案しました。

今回の企画のねらいは二つ。一つは夫婦の日常会話という演出で、メインターゲットに自分事として感じてもらうこと。もう一つは、会話の中で突如始まるクイズで視聴者を引き付け、火災保険の大切さを印象付けること。また、動画の長さは3分以内として、スマートフォンでも気軽に見やすいものにしました。

方向性が決まると、動画の設計図となる絵コンテを準備していきます。どんな場面で、誰が、どんな動きをし、どんなセリフを言うのか。動画全体の流れを全国信用金庫協会様とすり合わせていきます。

今回制作した、実際の絵コンテの一部

絵コンテで動画の詳細を固めたら、次は出演者やカメラマン、照明、音声、スタイリストなど、必要なスタッフをコーディネート。内容に合わせて撮影スタジオも手配します。撮影当日まで、関係者と入念な打ち合わせが続きます。

入念な準備を経て、いよいよ撮影・編集へ

撮影はハウススタジオで実施しました。当日、撮影スタッフや出演者は朝早くから現場入りし、機材の準備やメイク、撮影場所の確認を行います。背景となる家具の配置や色味に問題はないか。出演者はどのように動き、どんな表情をするのか。撮影直前まで細かく確認し詰めていきます。

撮影当日の準備の様子

全国信用金庫協会様が撮影現場に入られて、いよいよ撮影本番がスタート。事前に準備した絵コンテをもとに、シーンごとに撮影を行っていきます。全国信用金庫協会様には撮影現場となりの控室で、モニター越しに様子をご確認いただきます。

完成動画は3分以内のものですが、それでも撮影は1日がかり。お昼過ぎに、動画のメインとなる夫婦の会話シーンの撮影が完了。その後は、暗転したシーンの撮影です。日光がスタジオに入らないよう、遮光カーテンを張り巡らし、撮影に臨みます。撮影がすべて終わったあと、最後にナレーションなど音声だけの収録をし、すべての工程が完了となりました。

撮影を終え、必要な素材が揃うと、さっそく編集作業へと移ります。映像をセレクトしつなぎながら、BGMや字幕を入れたり、解説用のアニメーションを準備したり、さまざまな作業を経て動画が仕上がります。1本の動画として形になった段階で、全国信用金庫協会様にご確認いただき、必要に応じて修正し完成です。 こうして完成した動画がこちら。

今回は一般消費者に向けたサービス紹介動画ということもあり、撮影スタッフ・出演者を含め10人以上が携わる大きめの案件となりました。しかし、動画も目的や訴求する内容にあわせて、作り方や予算もさまざま。社内報など紙媒体の取材時に編集者が動画も撮影しておき、それを見やすく編集して、社内向けに配信するという事例もあります。予算規模や動画制作の目的に合わせて、作り方や活用方法までご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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