COLUMN コラム

【社内報】リニューアル後、2年連続「社内報アワード」受賞!

2022.11.09制作事例

【社内報】リニューアル後、2年連続「社内報アワード」受賞!

当社が広報ツール制作をお手伝いしている伊藤忠エネクス(株)様の社内報『e-STYLE』が、2年連続で「社内報アワード」を受賞しました。この受賞を機に今回は、審査員による評価ポイントと併せて、社内報担当者様の意図やこだわりなど制作の裏側をお伝えします。社内報のリニューアルを検討されている担当者様も、ぜひ参考にしてみてください。

誌面のクオリティにこだわる理由

コロナ禍でコミュニケーションのあり方や社会情勢が大きく変化する中、2021年に60周年を迎えた伊藤忠エネクス様。会社の経営方針をより深く理解し、行動することが社員に求められていたことから、経営戦略の大事なメッセージを伝える社内報『e-STYLE』も、さらに進化する必要がありました。そこで担当者様とディスカッションを重ね、これから目指す会社の方向性を踏まえ、大事な節目で『e-STYLE』が果たす役割について検討を進めました。

そこで出てきたのが、コロナ禍により、人と心を通わせ、時間を共にする価値が大きく変わったこと。こんな時だからこそ、60周年の節目に、社員同士やご家族、お取引先様とも「これから」を共に語らうひと時はかけがえのないものになるはず。『e-STYLE』がそんなひと時のささやかなきっかけになればという願いをリニューアルに込めることにしました。そこでご提案したリニューアルコンセプトがこちらです。

会いたい理由がある ~60周年を分かち合い、『これから』を話そう~

私たち制作メンバーにとっても、ページをめくりながら語らい合うことも想定される紙媒体ならではの利用シーンを、改めて深く考える貴重な機会になりました。

担当者様と制作メンバーが特にこだわっているのが「掲載されることが誉れとなる」クオリティの高い誌面を作り上げることです。ラフや撮影イメージを入念にすり合わせ、ロケハンや取材の手配など手間を惜しまず、デザインや写真も高いクオリティを実現させています。「従業員がこれほど格好よく取り上げられていたら、面識がなくても印象に残り、狙い通り、誇りの醸成や会話のきっかけになるはず」という審査員からの評価も頂きました。加えて、適切な余白をとった誌面設計で品の良いデザインを意識し、厳選した情報をじっくり読んでもらうことを狙ったレイアウトも、高く評価された点です。こうした誌面品質の向上が、読者の「自分も載りたい気持ち」やエンゲージメントに寄与しています。

社員が「自分事」と感じる企画をつくるには

企画面では、「会社の課題であるグループ・部門間での情報共有、低炭素社会に向けたサステナ意識の醸成などを明確にしたうえで企画に落とし込んでいる」と評されたように、そもそもの目的やテーマを念頭に置きながら企画を立てています。なるべく多くの社員を登場させ、それぞれの考え方や最新トピックスを彼らから共有してもらうことも、企画が社員の心に刺さる理由です。

もう一つの特徴は、コロナ禍の情勢を踏まえつつも、できる限り現地に足を運び、直接取材を行っていることでしょう。意図が伝わる質の高い写真を撮影できることはもちろん、対面の取材ならではの印象的なエピソードが聞けることも。「想いを伝える誌面」をつくるための取材の重要性を制作メンバーも実感しているからこそ、現地取材にこだわっているのです。

紙版、WEB版を問わず、社内報の運用はPDCAを回すことが重要です。現状に満足せず、コーナーの見直し・改善や、構成の検討などを引き続き行い、さらに高みを目指して、担当者様と二人三脚で制作していきたいと思います。

社内報のリニューアルはもちろん、企画やデザインのお悩みがあるご担当者様も、ぜひご相談ください。制作にかかわる情報交換だけでも大歓迎ですので、お気軽にどうぞ。

今回ご紹介した社内報事例以外にも、社内報担当者インタビューによる他社事例記事が、広報担当者向け情報誌『SHARE』のvol.1、vol.4、vol.7などにも掲載されています。ぜひご覧ください。

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