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揃えておきたい基本機材と上達のコツ

2023.02.17 写真撮影Tips

揃えておきたい基本機材と上達のコツ

企業のウェブサイトやSNS、各種パンフレット、社内報などのクオリティにも大きく影響する写真撮影。最近は撮影機材の進化とともに、担当者様が自ら撮影した写真を使用するケースも多くなってきました。そんな中、「もっとうまく写真を撮りたい」「どうしたらあんないい感じの写真が撮れるかコツを知りたい」という担当者様も多いのではないでしょうか。

この連載では、「一眼レフを使って撮影をしたい!」という担当者様に向けて、一眼レフカメラの基礎知識、制作に使うための写真の撮り方のコツ、社内のよくある撮影シチュエーションでの撮り方など、初心者の方にも役立つ撮影Tipsをお伝えしていきます。ぜひこちらの記事を読んで、担当者様ならではの視点・タイミングでしか撮れない、ベストショットを狙ってくださいね。まずは、これだけは最低限揃えておくことをお勧めする基本的な機材から見ていきましょう!

撮影に必要な基本機材

一眼レフカメラ

一眼レフカメラは、レンズを交換したり、様々な設定を自分で変更したりできることから、狙いにあわせた写真を撮影できるのが最大のメリットです。

よく「ミラーレスカメラ」との違いを聞かれることがありますが、担当者様が使用する範囲での、ミラーレスカメラと比較した一眼レフカメラのメリットは、壊れにくさ電池持ちの良さレンズの種類の多さなどです。現場に取材に行った際、大きく黒い一眼レフカメラを構えているだけで「本格的に取材してもらえる!」という取材対象者からの期待感や雰囲気作りにつながり、取材をスムーズに進めたり協力してもらいやすくなったりする点も、意外と重要なメリットです。デメリットとしては、一眼レフカメラは本体やレンズのサイズが大きくなりがちという点があげられるでしょう。

レンズに関しては、本体とセットで販売されることが多いキットレンズで十分な撮影が行えます。たいていはズームレンズといって、広角(広く写す)~望遠(遠くのものを拡大して写す)までをある程度カバーできるズームレンズがついています。慣れてきたら、用途に合わせてレンズを交換して使ってみましょう。接写(マクロ撮影)ができたり、ボケみを強くすることができたり、レンズによって得意なところが違います。レンズについても、この連載で基本の知識をお伝えしていく予定です。

三脚

カメラを固定して撮影することができます。大きいものは重さや値段が上がりますが、カメラがしっかりと安定して撮影がしやすいのでおすすめです。テーブル用の小さいものや軽量タイプもありますので、用途に合わせて検討してみてください。

特に、集合写真のように撮影者が気を配ることが多い場面では、一度決めた構図をずらすことなく、手振れの心配もなく撮ることができる三脚は、ぜひ用意しておきたいアイテムです。

写真のクオリティアップにおすすめのアイテム

クリップオンストロボ

カメラに内蔵されているフラッシュは、被写体に向かって直接光を当てることしかできないため、特別な意図がある場合を除いて、制作用の写真には使用しない方がいいでしょう。一方、クリップオンストロボを使えば、天井に向かって光をバウンスさせることができるため、自然なやわらかい光で、被写体を明るく写すことができます。カメラの上部に装着して電源を入れるだけでも十分使えるため、初心者にも簡単です。光の入らない会議室など屋内での撮影はもちろん、屋外で日光が強く顔に影ができてしまう場合や、曇りで薄暗くなってしまう場合にも活用でき、一気に人物写真のクオリティが上がります。

レフ板

被写体の影が入っているところに光を反射させて当て、ふんわり明るく写すことができます。特に女性を撮影する際など、レフ板やその代わりになる白い布などを使って光を当てると、顔写りが明るく優しい雰囲気に撮ることができるのでおすすめです。

正しいカメラの構え方

・脇を軽くしめる
・レンズは左手で支える
・両脚は肩幅くらいに開く
・シャッターボタンを押すときは指の腹を使う

体を安定させ、自分が三脚になるようなイメージでシャッターボタンを押しましょう。脇をしめたり、足を肩幅に開いたりするのは、非常に単純ですが効果的です。きちんと構えて画角を決め、手振れを防ぐことが、上手な写真を撮る第一歩です。

撮影が上達するコツ

1. カメラに慣れる
たくさん撮って、カメラに慣れましょう。慣れるほど撮影に集中できます。

2. まねをする
好きな写真には理由があります。気になる写真はスクショして保存しておいたり、Pinterestを活用したりして整理しておくと、イメージ資料として活用できます。

3. 色にも意識を
被写体の後ろに暗い色があると印象も暗くなります。白っぽい壁や色つきのパーテーション、観葉植物の近くなど、なるべく明るい色の背景を選びましょう。印象が変わりますよ!

いかがでしたでしょうか。次回は、写真撮影に欠かせないカメラの基本用語(絞り、シャッタースピード、ISO感度)についてお伝えする予定です。ボケみ等を好きなようにコントロールしてイメージ通りの写真を撮る方法もご紹介します。ぜひお楽しみに!

太平社では、担当者様向けに一眼レフカメラやスマホカメラを使った撮影ワークショップも随時開催しています。当社が過去に開催したワークショップのレポートはこちらからご覧いただけます。

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