【周年施策】さまざまな広報ツールを活用した周年施策の事例

周年の節目を迎える企業や団体から、周年施策のご相談も太平社には多く寄せられています。周年イヤーは、これまでの歴史を振り返り感謝を伝えたり、これから目指すビジョンを共有し、社内外のステークホルダーと一体感を醸成したりするには絶好の機会です。5年や10年に一度しかない節目に、広報担当者様がどんな施策を検討したらよいか迷うことも多いのではないでしょうか。周年イベントや社史制作、記念品の準備、周年記念特設WEBページの制作など施策はさまざま。そこで今回は、周年を迎えたロジス・ワークス様の周年ロゴ・記念品制作・会社案内リニューアルの事例をご紹介します。

100周年を記念するロゴを制作

物流サービスを中心に事業を展開するロジス・ワークス様は、2023年3月に創業100周年を迎えられ、周年施策のご相談を太平社に頂きました。一緒に検討を進める中でまず着手したのが、「周年ロゴ」の制作。担当者様からは「せっかくの周年なので、これまでの企業ロゴのイメージにとらわれ過ぎず、インパクトのあるものにしたい」というご要望がありました。太平社のディレクターやデザイナーがリサーチや検討を重ね、いくつかのコンセプトに沿ったデザインイメージを膨らませていきます。周年の「100」という数字を印象付けるものや、ロゴデザインから事業内容のイメージが広がるもの、これからのビジョンを訴求するものなど……。いくつかのロゴデザインをご提案し、方向性をすり合わせていきました。

周年ロゴを活用した記念品も展開

100周年の節目にあわせた会社案内のリニューアルも太平社が担当しました。その会社案内と一緒に使用するクリアファイルも周年ロゴをあしらったデザインで制作。クリアファイルの材質は、従来のプラスチックのものから環境に配慮した紙製のものまでさまざま。材質によって表現できるデザインや受け取る人に与える印象が異なるため、材質の選定も重要なポイントとなります。今回は、「透かしを使ったデザインにしたい」との要望を頂き、プラスチックタイプのクリアファイルに。白い用紙を入れると背景の文字が浮き上がる、透かしを生かした遊び心あるクリアファイルが完成しました。

営業車やトラックに貼る周年ロゴシールは、2種類のサイズを制作。周年用の広報ツールとなると特設WEBサイトや冊子タイプが一般的ですが、普段から使用する社用車も活用することで、より多くの人の目に触れ、周年をアピールする効果が期待できます。

一目でリニューアル感を訴求する会社案内に

ロジス・ワークス様は、今まで会社案内を社員の手で制作し使用していました。内製の場合、文章修正も素早くでき、必要に応じてプリントアウトすることもできるので、コストも抑えられます。一方、いくらでも自由に修正できるため、文章量や写真枚数など1ページあたりの情報量が多くなり過ぎ、見やすいデザインという点では弊害も出ていました。より読みやすい会社案内にするべく、台割や情報量の整理など編集段階からお手伝いしました。