COLUMN コラム

【働き方改革・健康経営】
建設業の2024年問題 
社員目線のポスターで心を一つに

2023.10.04制作事例

【働き方改革・健康経営】 建設業の2024年問題 社員目線のポスターで心を一つに

健康経営や働き方改革に取り組み、社員の心身の健康促進を図ることは、企業の大事な経営戦略の一つとなりました。
中でも建設業は、残業時間の管理をはじめとする、働き方改革の進め方が悩ましい業種の一つでしょう。ところが、2024年4月から適用される働き方改革関連法の改正をひかえて、建設業界では働き方の見直しが急務となっています。これは「建設業の2024年問題」とも言われ、時間外労働を「月45時間、年360時間」以内に抑えなければいけないというルールが施行されることになりました。今回は、残業時間削減をはじめとする働き方改革をいち早く進めている熊谷組様をお手伝いした事例をご紹介します。

アイデアフラッシュの段階から参画し
担当者様と共に社員に響く見せ方を探る

喫緊に迫った残業時間削減の取り組みを社員に伝え、全社一丸となって進めていきたいという担当者様の強い思いから、太平社に啓発ポスターの制作をご依頼いただきました。

今回作成するポスターはA2サイズ。誰の目にも留まる大きな掲示物は、伝わるインパクトも大きくなります。「限られた時間や予算の中で懸命に働いている社員たちに『残業を減らして』と単に訴えるだけでは、反発も起こりかねない。みんなで協力して実現していこうという気持ちを伝えたい」と話す担当者様。そこで今回は、デザインを作りこむ前のアイデアフラッシュの段階で担当者様に複数案ご提案し、社員に寄り添う見せ方を一緒に検討していきました。

写真を使う案やイラストを使う案、歴史上の人物の名言を活用する案など、太平社スタッフから出た自由なアイデアを担当者様と詰めていきました。

その結果、当初の予定より多い二種類のポスターを作成することに。親近感がわくように、熊谷組の社員を描いたイラストを使ったデザインと、社員目線のつぶやきを模したコピーメインのデザインです。

担当者様の思いや熊谷組ならではの社風をヒアリングしながら、イラストで表現するシーンや、メッセージ一つひとつをご提案していきます。イラストには社員が普段着用している作業服やヘルメット、手がけた建築物を描きました。担当者様もこだわりの、目にする社員がつい足を止めてしまうような仕掛けです。ポスターは各事業所や現場に掲示されることになりました。併せて、デジタルサイネージでも掲示したいというご要望を受け、比率を調整したデータも作成しました。

会社のルールを変える新しい取り組みを浸透させる際には、一回伝えて終わるのではなく、いろいろなツールを組み合わせて長期間にわたり、繰り返し社員に伝え続けていくことが大切です。ポスターだけにとどまらず、制度を説明するパンフレットやチラシ、特設サイトの展開、業務で使用するノベルティなどでも取り組みをアピールすることができるでしょう。

太平社ではさまざまなお客様と一緒に、働き方改革や健康経営関連の広報ツール制作や企画立案のお手伝いに日々取り組んでいます。制作物の品質改善や作業負担の軽減など、お困り事がありましたら、お気軽にご相談ください。

また、広報担当者様向け情報誌「SHARE」では、有識者へのインタビューやさまざまな企業の制作事例も掲載しています。無料で購読できますので、ぜひ下記よりご覧ください 。

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